新日本住金ステンレス、新ステンレス開発、レアメタル含有量低減

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 新日鉄住金ステンレスは、汎用ステンレス「SUS304」を代替する新ステンレス鋼を開発した。新鋼種「NSSC FW2」は、レアメタルであるクロム(Cr)とニッケル(Ni)の含有量をSUS304に対して40%削減した省資源型ステンレス。微量のスズ(Sn)添加によりSUS304と同等以上の耐食性と成形加工性を実現しており、低コストかつ価格安定性に優れる。同社では、すでに販売している「FW1」と合計で2011年度に年間3万トンの販売を見込む。

 ステンレスとは、Crを10・5%以上含有する合金鋼。素地中のCrが酸素と結合して表面に自己修復能を持つ不動態皮膜を形成するため耐食性に優れる。SUS304(Cr18%、Ni8%含有)は耐食性および成形加工性に優れることから幅広い用途で採用されており、世界総生産量の40%超(08年実績)を占める。
 同社では、独自の微量Sn添加によるCr系ステンレスの耐食性向上技術を用いた新鋼種の開発に取り組んでいる。今年7月には、レアメタルの使用量を大幅に削減しつつ、優れた加工性を実現したFW1を発売。すでに年間1万トン規模の受注を獲得している。
 新開発のFW2はFW1に続くもの。FW1に比べてSn添加量を0・3%まで高めることで、SUS304と同等以上の耐食性と成形加工性を実現した。既存の高純度Cr系ステンレスと同様の加工条件で使用でき、SUS304が用いられている多様な用途への適用が可能だ。
 同社では、既存鋼種の足元価格に対して2割程度低い価格設定とすることで普及を図る。

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このページは、web staffが2010年12月16日 02:24に書いたブログ記事です。

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