住友金属工業、トラック・バス用アルミホイール開発、剛性高め軽量化

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 住友金属工業は、燃費向上や二酸化炭素(CO2)削減に寄与するトラック・バス用軽量アルミホイールを開発した。高輝度・高強度アルミホイール「タフブライト」に表面処理や形状変更などの改良を加え、従来の鍛造アルミホイールに比べて9?13%の軽量化を実現した。スチールホイールに比べ、大型トラック1台当たり約170キログラム軽量化できる。燃費は最大2%向上し、年間約1・9トンのCO2排出削減効果がある。

 従来のタフブライトは、高強度素材や高輝度の表面仕上げが特徴だった。新たに開発した製品は、ディスク部に特殊な表面処理を施して疲労強度を高め、リム部の形状を変更することで剛性を向上し、世界最軽量クラスのホイール開発に成功した。国内の大型トラックメーカーが4月から一斉に採用した新ISO方式に対応している。
 大型トラックや大型トレーラーで採用が広がっているスーパーシングルタイヤ用タフブライトでは、より大きな軽量化が可能。3軸トレーラーでは、従来のダブルタイヤとスチールホイールの組み合わせと比べ、ホイールで1台当たり約330キログラム、タイヤを含めると同約540キログラムの軽量化になる。
 スーパーシングルタイヤは、大型トラックなどで車軸1本当たり片側2個のタイヤを取り付けているところに、通常サイズより幅を約1・5倍太くしたタイヤを1個だけ装着する方式。タイヤが1個だけになると同時に、ホイールも幅が1・5倍になったものが1個だけになるため、軽量化につながる。

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このページは、web staffが2010年7月 7日 15:59に書いたブログ記事です。

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