サンスター技研、自動車向け展開加速、加熱硬化シーリング材など投入

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 サンスター技研は、自動車分野における事業展開を加速する。独自の高分子技術をベースに環境対応や生産性向上を追求した製品展開を積極化することで、同分野における事業規模の拡大を目指すもの。加熱硬化シーリング材や高剛性・振動吸収型発泡充填剤など新製品を相次いで市場投入しており、すでに塗布型板金補強材などが採用され始めている。同社では、独自商品の拡充により同分野における他社との差別化を推進する。

 ゴム糊の製造から出発した同社は、その技術をベースにシーリング材や接着剤、コーティング材といった領域で事業展開を図ってきた。また、輸送機器分野でも素材からの一貫生産により、二輪車用スプロケットおよびディスクブレーキの世界的なメーカーとして圧倒的なシェアを有している。
 自動車分野の展開は、こうした事業で培った技術ノウハウや知見をベースに製品開発を主に推進しているもの。環境対応型の1液加熱硬化シーリング材は、従来品に対して軽量化を図ったのが特徴。1台当たりの塗布重量を半減することが可能であり、エンジンルームやフロア、ドアなどでの採用を見込む。
 また、ウレタン系弾性接着剤では、独自開発した特殊潜在性硬化剤の採用により80度Cまでの加熱により瞬時に反応硬化し、ゴム状弾性体となる1液低温加熱速硬化タイプを開発し、従来の2液タイプに比べて大幅な作業性向上を実現している。
 また、発泡充填材では補強目的に合わせて3倍、5倍、10倍の発泡倍率の高剛性タイプと振動吸収タイプを用意することでユーザーニーズへの対応を強化した。
 不定形ペースト状のエポキシ樹脂系の塗布型板金補強材は、必要に応じた部分的補強が可能であることや既存の成形品に対する重量低減効果などが評価され、一部の自動車メーカーに採用されている。
 同社では、これら新製品の積極的な営業活動を通じてさらなる事業拡大を図る。

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このページは、web staffが2009年11月20日 23:00に書いたブログ記事です。

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