アジア技研、Mg合金用スタッド溶接普及へ、輸入材料でコスト削減

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 アジア技研(福岡県北九州市)は、独自開発したマグネシウム合金用スタッド溶接技術の採用拡大に取り組む。新たにマグネ合金の輸入販売に乗り出したもので、採用でネックとなっているコスト面の改善を図る。同溶接技術はプレス製品表面(体裁面)に溶接痕を残さずに専用ねじを溶着することが可能。同社では、材料を含めた使用環境を整備することで本格普及を目指す。

 同社はスタッド溶接システムや工業用ファスナーの製造販売会社。マグネ合金のスタッド溶接技術は、独自の機構および回路の開発により溶接時間を1万分の1秒に短縮することで酸化スピードが速く融点の低いマグネ合金同士の溶接を可能とするもの。厚さ0・5ミリ以上で立壁との隙間が1ミリ以上あれば適用でき、0・1ミリ以下の溶接位置精度を実現している。
 05年にシステム販売を開始して以降、これまでにマグネ合金を採用したプレス成形式ノートパソコン筐体へのボス溶接工法として実績を有する。現在ではデジタルカメラや家電・OA機器といった電気・電子用途向けに加えて、軽量化ニーズの高まりを背景に自動車分野への展開を積極化。フード裏面に雄ねじをスタッド溶接し、ナットで補強フレームに機械的に締結する手法や自動車内装部品における締結用として樹脂からの置き換えを提案している。
 合金の輸入販売は、普及の足かせとなっている材料コスト面での改善を目的に開始したもの。韓国・ポスコ社から板材を購入してコイルやシートとしてユーザーに供給することで、国内で調達するのに比べて3割程度の材料コストの削減が可能という。同社では、すでにユーザーニーズに対応した供給体制を整備しており、材料を含むソリューションとして提供することで同溶接技術の普及を図っていく考え。

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このページは、web staffが2009年10月21日 21:52に書いたブログ記事です。

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