フドー、DAP樹脂系高熱伝動・超耐熱成形材料を開発

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 フドーは、ジアリルフタレート(DAP)樹脂系の高熱伝導・超耐熱成形材料を開発した。熱伝導率1・2ワット/メートル・ケルビンを有し、放熱性に優れるとともに、荷重たわみ温度が280度Cで高温での強度低下が小さい。DAP樹脂そのものの特徴として、耐トラッキング性能にも優れる。モーター用ステータコイルや、ハイブリッド車・電気自動車の電装品に向けて販売攻勢をかける。

 今回開発したのは、DAP樹脂成形材料の「ダポール」をベースに、独自のコンパウンド技術などにより放熱性と耐熱性を高めたもの。一般的な樹脂の熱伝導率が0・3?0・4ワット/メートル・ケルビンなのに対し、3?4倍となる1・24ワット/メートル・ケルビンの性能を持つ。耐トラッキング性は500?600ボルトで比重は2・30。低圧成形が可能であり、各種素子の封入成形などもターゲットとする。優れた熱伝導率を生かして封止材の薄肉化が図れるため、軽量化にもつながる。
 同社は樹脂成形材料として、フェノール樹脂系の「フドウライト」、乾式不飽和ポリエステル樹脂系の「フドウプリミックス」、DAP樹脂系の「ダポール」の3種の熱硬化性樹脂成形材料をラインアップする。そのうち、「ダポール」は耐湿性や電気絶縁性、耐トラッキング性、加熱寸法安定性、耐薬品性、色彩安定性などを特徴としており、熱可塑性樹脂では入り込めない独自の市場を形成している。

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このページは、web staffが2009年9月17日 21:19に書いたブログ記事です。

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