NTNは、自動車の電動化に対応した電動アクチュエーターユニットを開発し、量産を開始した。高効率かつコンパクトなボールねじや、スライド部にリニアボールベアリングを配置、高効率、高レスポンスで高出力な性能を実現した。12年に年間5億円の販売を目指す。
自動車では近年、より高度な制御による安全性の向上、軽量化や高効率化による燃費向上を図る動きが進んでいる。これらを実現するため、車両の各部位で機械部品による駆動方式や配管が複雑な油圧方式を排し、電動化する動きが進んでいる。
こうしたなかNTNは、普及・拡大が予想されるボールねじを使用した高効率の電動アクチュエーターユニットを開発したもの。同ユニットはボールねじのモーター回転変換効率が90%以上で、作動時間は0・3秒以下、発生軸方向力最大1200ニュートンを達成。さらに、耐食性の高い部品と、モーターと一体の密閉構造を採用し、泥水・粉塵といった苛酷環境下でも長時間の高い信頼性を確保した。
今回の品種拡充では、板厚の厚いサイズを中心に新たに34サイズを追加するとともに、これまで個別対応であった34サイズを常時対応に切り替えるもの。また、生産可能サイズについても明示し、ユーザー対応を強化する。

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