グンゼ、高機能シートのサンプル出荷開始、車載用放熱用途など狙う

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 グンゼは、独自開発した高機能シートのサンプルワークを開始した。高熱伝導フィラーをポリイミド樹脂に分散した同シートは絶縁性や高温耐熱性、熱伝導性に優れるのが特徴。とくに熱伝導率についてはユーザーニーズに応じて1・0?3・0ワット/メートルケルビンで調整できる。現在、A4版までの製品が供給可能であり、同社では車載用放熱用途などでの採用を見込む。

 サンプルワークを開始した高耐熱・高耐電圧絶縁シートは、フレキシブル性に優れるためシート形状のほか、銅やアルミなどの金属と同時成形が可能。耐熱温度は200度Cで絶縁破壊電圧は約50キロボルト/ミリメートルであり熱伝導率を調整できるのが特徴。現在、シートのほかにシリコン粘着材および熱伝導性シリコン材料を複合した2種類の耐熱絶縁熱伝導シートも開発している。
 今回、厚み20?100マイクロメートルで大きさ295×210ミリメートルまでの量産体制を確立し、各種用途向けにサンプルワークを開始した。今後、市場ニーズを踏まえた製品の造り込みを行う一方、製品サイズの大型化や量産体制の整備を進めていく計画。同社では、一連の取り組みにより早期事業化を目指す。

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このページは、web staffが2009年3月18日 14:27に書いたブログ記事です。

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