日付検索

2016年3月の記事を読む
2016年2月の記事を読む
2016年1月の記事を読む
2015年12月の記事を読む
2015年11月の記事を読む
2015年10月の記事を読む
2015年9月の記事を読む
2015年8月の記事を読む
2015年7月の記事を読む
2015年6月の記事を読む
2015年5月の記事を読む
2015年4月の記事を読む
2015年3月の記事を読む
2015年2月の記事を読む
2015年1月の記事を読む
2014年12月の記事を読む
2014年11月の記事を読む
2014年10月の記事を読む
2014年9月の記事を読む
2014年8月の記事を読む
2014年7月の記事を読む
2014年6月の記事を読む
2014年5月の記事を読む
2014年4月の記事を読む
2014年3月の記事を読む
2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む

ニュースヘッドライン記事詳細

2016年03月16日 前へ 前へ次へ 次へ

100%循環型PETの夢

 ポリエチレンテレフタレート(PET)を分解して栄養源とする細菌が見つかった。PETは自然界で分解されず蓄積するのみとされてきたが、PETを物質循環に組み込む生物的なルートが存在することが明らかになった。慶大、京都工芸繊維大、帝人、ADEKAによる共同研究の成果だ▼飲料ボトルや衣類向けなどに世界で大量に生産されているPET樹脂。リサイクルはボトルなどで進んでいるものの、リサイクル率はまだまだ低いのが現状だ。メカニカル、サーマル、ケミカルに次ぐ、バイオリサイクルに道を開いた今回の成果の意義は大きい▼PETは原料面からも環境負荷低減が進んでおり、バイオPETの需要が着実に拡大中だ。植物由来のエタノールからエチレンを経て製造されるMEGと石油由来のPTAを原料として製造されている▼石油由来のPTAをバイオベースに置き換えられれば100%バイオPETになる。発酵でつくったイソブタノールからのルートなどが開発されている。製品としての一生を終えて焼却される時にはCO2を排出するが、植物が成長過程でCO2を吸収するため、地球全体のCO2増加にはつながらない▼100%植物由来で最後には微生物によって分解される。こうなった時には、PETを何化学製品と呼ぶのだろう。


Copyright(c)2010 The Chemical Daily Co., Ltd.