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年頭あいさつにみるトップの決意
東京市場を始めとする世界的な株式下落、中東における新たな地政学的リスク浮上など波乱の幕開けとなった2016年。化学の業界団体首脳・企業トップの年頭あいさつでは「国際競争力の強化」「変革」「安全・コンプライアンスの徹底」といった言葉が目立った。世界経済の激変をいかに乗り切るか。新たな中期経営計画をスタートさせる企業も多く、その対応力が試される年になりそうだ。
「固定観念を捨て新陳代謝の促進や事業再編など抜本的な競争力強化を行うことが、日本の化学産業の存在感を高めるための新たな進路だ」。日本化学工業協会の小林喜光会長(三菱ケミカルホールディングス会長)は、化学業界関係者が一堂に介する場で、こう呼び掛けた。ダウ・デュポンの統合や欧米製薬大手の大型再編が相次ぐなか、日本の化学業界のあり方を改めて見直す必要性を提起した。
IoT(モノのインターネット)やビッグデータ、人工知能(AI)の活用による「第4次産業革命」を通じ、事業活動や社会のあり方が大きく変化していく―。こうした潮流をとらえることも日本の化学企業にとって重要なテーマとなる。住友化学の十倉雅和社長は「変化を嗅ぎ取る力を敏感に働かせてほしい」と訴え、世界経済、国際社会の変革に迅速、果敢に対応することを求めた。
国内需要の落ち込みなどで長らく収益が低迷している石油精製は昨年、業界再編へ大きく動いた。昭和シェル石油と統合する出光興産の月岡隆社長は「新たな一歩を踏み出し、強みを生かした成長戦略を加速する」と表明。東燃ゼネラルグループとの統合に合意したJXホールディングスの内田幸雄社長は「10年先、20年先の将来に想いを馳せ『大胆な改革精神』『変革意識』を持って臨む」構えだ。
16年度は多くの化学企業が一斉に新中計をキックオフする。化学系3社の統合が目玉となるのが三菱ケミカルホールディングス。越智仁社長は「成長と変革の第1歩の年」と位置付け、グループの協奏やインテグレーション、海外での成長加速を通じ、高成長・高収益型企業を目指す考えを強調した。宇部興産の山本謙社長は「環境変化に対応できる力を付け、資源投入の選択と集中を進めて果敢に未来に挑戦しよう」と呼び掛けた。
三井化学の淡輪敏社長が開口一番「安全は全てに優先する」との方針を社員とともに強く誓うなど、安全確保や法令順守に対する決意も新たにした。昨年は製造業において事故やコンプライアンス問題が相次いだ。今年は大事無きよう改めて意識徹底を図ってもらいたい。