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コスモ石油 小林久志氏 「技術力で海外市場開拓」
▽ グループは10月に持ち株会社制に移行しました。精製部門を担う中核会社のかじ取りを任されました。
「1986年に大協石油と丸善石油、旧コスモ石油(精製コスモ)の3社が合併し30年が経とうとしている。歴史を重ね、お客さまにも親しまれてきた、このコスモ石油のブランドを受け継ぐことには誇りを感じており、安全安定供給を第一に責任を果たしていきたい」
▽ グループにおける役割は。
「旧コスモ石油においては組織が分かれていた精製事業と、石油化学や潤滑油事業、研究開発や安全部門が一体となった。われわれの使命は、この石油ビジネスを効率化し、人材を含めた資源をグループ内の他のビジネスに再配分すること。もちろん個社としてビジネスの合理化、効率化は追求するが、石油事業というのは製版で完結するものだ。精製部門を担うわれわれが精製設備をフル稼働させ、販売に対して、どれだけコストの安い製品を供給できるかが問われてくる」
▽ 業界再編が加速しています。どう向き合いますか。
「内需が構造的に減少しており、他社が連携で規模の拡大を求めるのは理解できる。コスモエネルギーホールディングスは、地域ごとにウィンウィンの関係であれば積極的に取り組んでいくことを基本方針に据えている。実際、千葉や四日市でも協業、連携を開始しており、18年にその体制が整えば東名大の最大需要地に競争力ある製油所が立地するという、国内最強の競争力を持つ製油所ネットワークが構築できると考えている」
▽ 燃料油内需が縮小していくなかで、成長領域をどこに見出しますか。
「石油としての将来ビジョンを社内で議論しているところだが、われわれには旧丸善石油時代から数えて100年以上の蓄積がある。これまで培ったさまざまな知財や技術ノウハウ、システムを再点検して、海外でもそうしたものを販売したり、提供できないか見直している。当社の知財の最大の価値を有しているのは研究開発であり、ここが一体となったことは非常に意義のあること。とくに脱硫触媒などの触媒技術は高い評価も得ている。来年には国内製油所に統一の操業マネジメントシステムも導入する予定で、今後はこうした知財や安全安定操業のノウハウを海外の石油精製会社に提供し、それをきっかけに製品トレーディンや提携などにも結び付いていければよいと思う」
▽ 事業環境は厳しさを増しています。
「現場に私の言葉を直接届けたいと思い、社長就任直後から各地を回ってきた。社員に伝えたかったのは、何よりも夢を持てる会社にしようということ。内需減退や精製能力の削減など、後ろ向きな話ばかりが目につくが、そうしたなかでも、われわれは夢を持って進んでいきたい。当社は精製専業の会社で、利益を生むのは精製ビジネスだ。それはつまり、精製装置を動かす現場が主役であるということ。この2点がメッセージであり、私の抱負でもある」
(聞き手=但田洋平)
【略歴】小林 久志氏〔こばやし・ひさし〕1977年(昭和52年)上智大学法学部卒、同年大協石油(現コスモ石油)入社。2002年福岡支店長、04年大阪支店長、06年執行役員販売統括部長、11年取締役常務執行役員、14年取締役専務執行役員。15年10月コスモ石油社長就任。福島県出身、61歳。
【横顔】販売経験が長く、特約店からは今も「キューさん」と呼ばれ親しまれている。店頭で汗を流した日々を振り返り、「我々の仕事が成り立つのは現場が頑張ってくれるから」と感謝の言葉を繰り返す。趣味は高校時代に始めたアコースティックギター。「弦を代えたり、眺めたり、弾いたりするのが一番のストレス解消法」。