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2015年04月16日 前へ 前へ次へ 次へ

CPhI FRONT LINE3 差別化図る専門商社

岩城製薬受託合成(写真は静岡工場)[1].jpg機能多様化、市場取り込む

 ジェネリック医薬品(後発薬)の普及に向けて、化学品専門商社は海外から医薬品原薬(API)を安定調達するという重要な役割を担う。品質や価格競争力に優れる海外原薬メーカーを各国から発掘することで調達ルートを拡大。併せて国内ではAPI倉庫の拡充を進めるなど需要増を見据えた動きを加速している。一方で単なる輸入販売だけでなく、分析センターの設置や受託合成サービスの提供など、各社の差別化戦略も明らかになってきた。成長市場を取り込むため、これまで以上の機能が求められつつある。

*API倉庫を拡充*
 政府が掲げる後発薬のシェア目標60%を達成するためには、海外からのAPI輸入が欠かせない。専門商社などは欧州から品質に優れる原薬を輸入するとともに、価格競争力のある中国、インドの原薬メーカーに次の照準を合わせる。ただ欧州に比べ、中国やインドではGMP管理の徹底が不十分だったり、日本の薬事法への理解不足から、輸入不適合となる原薬もしばしば見受けられる。今後はこうした管理指導も含めた海外ネットワークの拡充が求められる。
 APIおよび中間体の輸入増を見据えて、国内では受け入れ倉庫の新設・拡大が相次ぐ。API専門商社のコーア商事は14年12月、倉庫および検査センターを併設する大阪営業所を開設。本社・横浜との東西2極体制を構築した。同じく新日本薬業は今年3月に本社を移転拡張し、倉庫を拡大。さらに3年後をめどに物流センターの新設を検討している。両社は分析センターの整備も進めており、品質面からも安定供給を目指す。
*受託合成にも参入*
 輸入販売や保管業務に加え、さまざまな付帯サービスも活発化している。とくに目立つのが原薬製造および受託合成事業への参入だ。CBCは子会社で受託合成を手掛ける伊プロコスに3カ所目の工場棟を完成させた。さらに来年にも高薬理活性向けの製造を開始する。イワキはグル―プ会社の岩城製薬の有機合成技術を活用し、APIの精製および中間体合成事業を強化。製薬メーカーの外注需要を取り込む中間物商事は高い有機合成技術を持つ海外受託合成メーカーの拡充を進めており、野村事務所も海外メーカーと協力し医薬中間体の受託合成に取り組む。
*ニーズに広範対応*
 コーア商事は今月、輸入APIの適合検査から一歩進み、不適合品のデータ解析や改良提案を行うインキュベーションセンターを開設した。顧客のジェネリック医薬品の開発スピード向上に貢献する。原薬の添加剤事業に力を入れるのは野村事務所。米バーテラス・スペシャリティーズの水素化ホウ素ナトリウム(SBH)など特殊化学品を取り揃える。同じく重松貿易は英ホスフォニックの金属不純物スカベンジャーを提案。残留する金属触媒を除去する捕捉剤で需要の開拓を進めていく。

【写真説明】イワキはグループ会社・岩城製薬で受託合成を手掛ける(写真は静岡工場)


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