日付検索

2015年10月の記事を読む
2015年9月の記事を読む
2015年8月の記事を読む
2015年7月の記事を読む
2015年6月の記事を読む
2015年5月の記事を読む
2015年4月の記事を読む
2015年3月の記事を読む
2015年2月の記事を読む
2015年1月の記事を読む
2014年12月の記事を読む
2014年11月の記事を読む
2014年10月の記事を読む
2014年9月の記事を読む
2014年8月の記事を読む
2014年7月の記事を読む
2014年6月の記事を読む
2014年5月の記事を読む
2014年4月の記事を読む
2014年3月の記事を読む
2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む

ニュースヘッドライン記事詳細

2015年03月18日 前へ 前へ次へ 次へ

製品評価技術基盤機構 安井至理事長に聞く

化学物質管理情報 アジアで共有化促進

 製品評価技術基盤機構(NITE)が進める、アジアの化学物質管理情報を共有するネットワークの構築が本格化している。集約した各国の法規制情報をNITEのデータベース(DB)を通じて自由に活用できるもの。運用が本格化すれば、これまで各社が独自ルートで調査していたアジア各地の規制情報が容易に入手できることになる。NITEのアジア化学物質管理戦略について安井至理事長に聞いた。
     ◇
*SC拡大へ不可欠*
-なぜアジア地域での情報共有が急がれるのでしょうか。
 「日本の化学産業にとって、アジアは輸出総額の約75%を占める最大の市場。サプライチェーン(SC)がアジアワイドに拡大する中で、化学品や部品、部材の円滑な流通を確保することは必須といえる。一方、欧州連合(EU)が先鞭を付けた化学物質管理強化の動きは、韓国やベトナム、マレーシアなどアジア各国に拡大している。これらの規制が個別に進むと、アジア域内におけるSC構築の妨げになる可能性がある」
-具体的な取り組みは。
 「経済産業省は2009年の化審法改正を契機に、アジア諸国に対し段階的なリスク評価手法に基づいた技術支援を行っている。NITEは情報共有の基盤となるDBの構築に注力する。東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)の研究プロジェクトの検討やAMEICC(日・ASEAN経済産業協力委員会)での議論を踏まえ、収載する情報内容、DBの機能などについて整理した。主要コンテンツは各国の法規制と規制物質リストになる。日本は、NITEのDB"CHRIP"に収載しているGHS分類結果なども提供する予定。各国のDBにもリンクしているため、タイムリーな情報を入手することができる。15年度にプロトタイプの運用を経済産業省が開始し、16年度からはバージョンアップしたCHRIPの一機能としてNITEが運用する」
*まず"標準"目指す*
-将来的には化学品規制のアジア統合も視野に入れているのでしょうか。
 「化学物質規制は各国で温度差がある。規制を統一することは難しい。まずは、ディファクト・スタンダードを目指す。各国の正式窓口から正確な情報をキャッチし、公開することは、産業界にとっても大きなメリットになる。国際的に共通したWSSDの20年目標を達成するには、リスクコミュニケーションをあらゆるレベルで実行することが不可欠だ。そのための情報共有基盤としたい」
*台湾とMOU締結*
-今後の取り組みは。
 「政府間協力と並行して、NITEは独自に同じような各国政策支援機関とのネットワークを強化し、広範なパイプ作りに努めることで、アジアン・ワイドなCHRIPを目指し、ワン・ストップサービスを提供する。昨年9月、韓国化学物質管理協会(KCMA)と情報交換および協力に関する覚書(MOU)を取り交わした。これに続き、台湾安全衛生技術センター(SAHTECH)ともMOUの締結について基本合意した。今月26日調印を記念したセミナーを都内で開催する。こうした活動はこれからも継続する」
(安永俊一)


Copyright(c)2010 The Chemical Daily Co., Ltd.