日付検索

2015年3月の記事を読む
2015年2月の記事を読む
2015年1月の記事を読む
2014年12月の記事を読む
2014年11月の記事を読む
2014年10月の記事を読む
2014年9月の記事を読む
2014年8月の記事を読む
2014年7月の記事を読む
2014年6月の記事を読む
2014年5月の記事を読む
2014年4月の記事を読む
2014年3月の記事を読む
2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む

ニュースヘッドライン記事詳細

2015年03月02日 前へ 前へ次へ 次へ

議論を積み上げて合意形成の限界

 実践を通じて修正を加えていく英米法の体系に対し、大陸法は「これに従え」という体系を作ろうとする。理念先行で物事の仕組みを作る発想が底流にあるためだ。環境分野の国際スタンダード作りでは、EUのこうした姿勢が随所で示されてきた▼2007年6月に施行された化学物質規制REACHもその一つ。議論は終始、まずは理念ありきで進んだ。域内外各国の行政や産業界が対応できるかではなく、ゴールを決めて突き進む手法。根回しから始める日本ではありえないと、関係者が口を揃えた▼そのEUの欧州委員会が先週、世界全体の温室効果ガス排出量を50年までに10年比で少なくとも60%減らす目標を盛り込んだ政策文書を発表した。年末にパリで開催される気候変動のCOP21に向け、主導権を確保しようとの狙いがある▼主要20カ国に求められる削減シナリオも分析。米国は30年までに05年比43%削減が必要だとし、中国にも現在の目標は不十分だと注文を付けた。日本は30年に10年比30%削減が必要だという▼余計なおせっかいだと退けようにも、削減目標が定まっていない立場。威勢のいい啖呵を切れないことが悔しい。拙速は禁物だが、国際的な駆け引きにはタイミングも重要だ。"議論を積み上げて合意形成"方式ーとは別な発想も必要になってはいまいか。


Copyright(c)2010 The Chemical Daily Co., Ltd.