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2015年02月27日 前へ 前へ次へ 次へ

武田薬品ウェバー社長 新興国開拓スピードアップ

 武田薬品工業が、新興国事業に本腰を入れはじめた。新興国で幅広い販路を築いていたスイス・ナイコメッドを2011年に買収、ほか各地で新興国の医薬品メーカーを傘下に収めてきたが、グループとしての買収による成果はまだ見えていない。昨年、外資系大手で新興国事業を手掛けてきたクリストフ・ウェバー氏が新社長に就任し、出遅れていた新興国事業の立て直しに動き出している。ウェバー社長と、新興国事業トップのジャイルズ・プラットフォード氏に今後の新興国戦略を聞いた。

武田薬品 ウェバー社長プラットフォード氏[1].JPG◆新興国事業の本拠地をシンガポールに集約しました。今後の事業戦略はどう変わりますか
ウェバー社長「新興国では大きく分けて3つの事業を展開している。まず、ブランド・ジェネリック(後発医薬品)や特許満了品などの医療用医薬品、一般用医薬品(OTC)などのコンシューマー製品からなるバリューブランド事業の売り上げが急成長している。そして今後とくに伸ばしていきたいのが、医療用医薬品の新薬だ。日本などで先行している製品展開にキャッチアップすることをまず目指しているが、今後はより早いスピードで研究開発を進められる。バリュー・ブランド品で収益基盤をまず作り、その上に新薬事業を乗せていくという成長戦略を想定している」
◆シンガポールはアジア地域のヘッド機能という位置付けでしたが、対象を新興国全体に広げたのはなぜですか
プラットフォード氏「これまでシンガポールはエリア・オフィスという位置付けだった。今後は南米、CIS、中東・アフリカ、中国などの国・地域も含めて新興国全体をシンガポールで見ていく。アジア向けの開発拠点、ワクチン事業の子会社も一緒にする。人材も50人ほど増やして新興国向けの事業体制を強化する」
◆アジアの開発とワクチンの拠点も集約したのは
ウェバー社長「一つのビルにまとまることで、タケダ・ファミリーとしての一体感が高まり、グループの業務効率化が進むと考えた。ビジネス、研究開発、ワクチン各部門の連携が深まり、医薬品開発も加速できる。日本でも同じことをやろうと思えばできるが、ダイバーシティとしてはシンガポールが理想の場所だと考えた。研究開発活動で日本や欧米にはない人材が豊富なことにも期待している」
◆トルコの製薬会社Toplam Kaliteの買収を発表しました。この狙いは
プラットフォード氏「各国・地域の成長性や市場機会を検討しながら、オーガニックな成長機会を探ってきた。トルコは中近東やアフリカに近く、医薬品市場としても大きい国。向こう5年間で1ケタ台半ばの成長が予想されており、武田薬品にとって魅力的な市場だった。Toplam社から取得する予定の医薬品13品目は武田薬品の重点領域にフィットする品揃えだと考えた」
◆今後も同じようなM&Aをほかの国・地域でも行う考えは
ウェバー社長「武田薬品は、基本的にオーガニックな成長を目指している。今、消化器分野、オンコロジー、新興国の3つを柱とする成長基盤を築こうとしている。そのオーガニックな成長を実現するために必要と判断すれば、今回のような買収はあるかもしれない」
◆後発薬、OTC事業は今後も自社で継続しますか
ウェバー社長「継続する。我々のポートフォリオの一部であり、クリティカルマスを追求するためには必要な事業。幅広い市場に対し、品質の良い医薬品を提供するために重要と考えている」
(赤羽環希)

【写真説明】左・ウェバー社長 右・プラットフォード氏


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