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2014年12月22日 前へ 前へ次へ 次へ

例年と違う年末の霞が関の風景

 今年もあと旬日を残すのみ。一般企業の多くは26日の金曜日で仕事納め。年明けの初出勤が5日なら、年末年始は9連休となる。早めに仕事の段取りをつけて余裕たっぷりという人の一方で、最後までバタバタする輩もいるのが毎年この時期の常▼もっとも、大方の仕事は組織の内外と連鎖している。所定の手続き待ちということも多い。分かりやすい例が、さきの衆院の解散・総選挙の影響。毎年12月には次年度の税制改正大綱と予算案がまとまるが、24日の特別国会での首班指名、それを受けての組閣までは動かない▼税制大綱は大詰めの30日発表と目され、来年度予算案の決定は年明けにずれ込む。経済対策の打ち出しが遅れることを含め、解散に対する批判の理由のひとつだった。2年前もほぼ同じ政治日程だったが、これに慣れようとは思われまい▼霞が関周辺や、その動きを取材するメディアの忙しさは増す。それ自体は、仕事の特性からして当然のことだが、税制のような話題が年末年始のあれこれに埋没するのはいかがなものか▼暦の巡り合わせに恵まれて9連休の人がいる。その一方に、暦とは無関係に2-3日しか休めない人がいる。もちろん休まず働く人もいる。仕事の有り様はそれぞれながら、1年の締めくくりを恙なく終えられるようにと念じている。


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