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2014年10月17日 前へ 前へ次へ 次へ

人間ドッグにも広がるマイレージ導入

 顧客の囲い込み。今、さまざまなビジネスで重要戦略となりつつある。航空会社が採用しているマイレージサービスはその一つ。多くの航空会社との提携を魅力として打ち出す一方、自社の飛行機に搭乗すれば、特別なマイレージを提供する。1年間に一定のマイレージを獲得するとチェックイン、空港での時間待ち、座席予約など特典が受けられる。海外出張の機会の多いビジネスマンにはこれらの特典は魅力だ▼医療の世界でも、この囲い込み戦略が広がっているようである。とくに人間ドックの世界では、最重要ビジネスモデルとなっていると患者の立場で感じる。ある大手総合病院。昨年より標準検査の値段が下がったが、一方で、これまで標準だったCTスキャンがオプションとなり、実質1万円近い値上がりとなった▼釈然としないが、経過観察が必要とされている身では、受けざるを得ない。この病院では検査終了時に来年の予約も受け付ける。患者としては、自分の体の詳細データがある病院で検査を受け続けたい。そういう気を起こさせる高度な診断システムも整っている。一通りの検査が終わり、十数時間ぶりの食事は一流ホテルによるランチも付く▼かつては汎用製品も含め、アジア市場を中心にブランド力があった日本の化学品。その顧客囲い込み戦略やいかに。


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