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2014年04月07日 前へ 前へ次へ 次へ

三菱ケミカル フレデリクソンCTOインタビュー

フレデリクソンCTO.png

 三菱ケミカルホールディングスは最高技術責任者(CTO)に米カリフォルニア大サンタバーバラ校(UCSB)のグレン・フレデリクソン教授を招聘した。ポリマー科学技術の権威で、企業との連携実績も豊富な同氏に託す課題はグループ間のみならず大学やベンチャーなど外部機関と行うオープンイノベーションの促進だ。「企業と大学のニーズをうまく繋いできた経験を生かしたい」と語るフレデリクソンCTOに抱負を聞いた。
◇...グループの研究戦略を練るR&D戦略室を設けました。どう舵取りしますか。
 「化学業界の国際競争はとても激しく、厳しい局面にある。社内はもちろん、外部機関とのオープンイノベーションを加速し、より早く新事業を生み出したい。R&D戦略室には事業会社間の連携を促すシナジーグループと、外部機関との関係構築に取り組むベンチャーグループの2部門を設けた。ベンチャーへの投資を通じて世界の最新技術を探索し、買収の機会にも活用したい」
 「大学との連携も基礎的な科学技術、専門知識を取り込む機会にしたい。研究開発コストの低減にもつながる。三菱ケミカルグループでは研究開発に約5000人が携わっているが、世界にはもっと多くの研究者がおり、私が築いてきた人脈も役立て、アクセスしていく」
◇...社内の研究者をどう鼓舞しますか。
 「若い科学者や研究者が外にでて、海外の大学などと一緒に仕事をすることは、人材育成やスキルアップにつながるだけでなく、そこでしか得られない世界観も育める。オープンイノベーションに積極的に取り組めるよう研究者をインスパイアしていきたい。日本は今後、人口が減少し、成功するためには海外で事業をおこすことが重要になり、真の意味でマルチナショナルな会社になる必要がある」
◇...現在取り組んでいる研究開発プロジェクトは。
 「2015年度までの中期経営計画で取り組んでいる研究開発テーマとしては、有機薄膜太陽電池やLED用基板向けの窒化ガリウムなどがある。UCSBと三菱化学は有機薄膜トランジスタを共同で開発しているが、今後もこうした事例を増やしていきたい」
◇...16年度以降に取り組む研究開発のテーマは。
 「ヘルスケア、アグリ分野で事業を育てるとともに、長期的に事業拡充を見込める三菱レイヨンの水処理技術、炭素繊維、三菱樹脂のポリエステルフィルム、エンジニアプラスチックの研究開発にも力を入れる。個人的には、企業への規制が厳しくなる温暖化ガスに対応する技術や代替フィードストックなども期待できるとみている。このほか社内の技術を結集し、大学やベンチャーとも協力してターゲットを探していく」
◇...地域戦略は。
 「R&D戦略室では世界中の大学やベンチャーと連携を積極的に進めていくが、なかでもアジア地域は力を入れたい。シンガポールは水処理技術、台湾は半導体、オーストラリアは自然資源開発といったようにそれぞれに優れた研究基盤がある。事業を成長させたいエリアでもあり、より社外連携を強めていきたい」
(三枝寿一)


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