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東日本大震災みどり化学 秩父(埼玉)に受託合成新工場
みどり化学は、埼玉県に有機化学品受託合成の新生産拠点を構築する。福島県にある大熊工場(大熊町)と福島工場(富岡町)が東京電力福島第1原子力発電所20キロ圏内の警戒区域内にあり、操業停止を余儀なくされていることを受けたもの。埼玉県秩父市に新用地を確保しており、第1期となる新工場棟に今年8月着工、10月めどに稼働させる。主力製品の1つである香料・医薬品原料を生産する計画で、顧客要求に早期に応えるため短期間での工場建設を目指す。第2期として電子関連薬品や医薬品原末製造用の新工場棟も検討しており、警戒区域指定解除などの動向をみながら今秋までに決断する。
みどり化学は、量産型拠点の大熊工場、試作・少量生産拠点の福島工場のほか、研究所としての機能を持つ埼玉事業所(埼玉県ふじみ野市)の3生産拠点を有する。大熊、福島の主力2工場の操業停止にともない埼玉事業所で土日祝日返上で対応しているが、震災前の全生産量の3割程度しかカバーできていない。
新工場「みどりが丘工場」は、秩父みどりが丘工業団地の敷地面積約1万4200平方メートルの土地を借り受け、第1期として延べ床面積約1500平方メートルの工場棟、倉庫棟2棟、排水処理関連などユーティリティ設備を整備する。工場棟には当初、容量2000リットルの反応釜を10基程度導入するが、スペースには余裕があるという。
現在、設計作業を終えており、10月稼働をめどに8月着工する。顧客要求に対応し、約2カ月という短期間での完成を目指す。工場棟と導入設備、倉庫棟、ユーティリティ設備にかかる第1期分の投資額は約4億円。第1期の稼働により生産量は1割程度増加する見込み。現在、大熊、福島の2工場合わせた従業員約90人のうち約80人が埼玉事業所に移っており、新工場には10人ほどが移る見通し。
第1期は、福島工場で手掛けていた分を中心に生産する。大熊工場は電子材料や医薬品原末・中間体を主対象にしたGMP対応工場棟を整備しているため、同工場分の生産は第2期以降で検討していく。
大熊、福島工場は震災による被害はほとんどなく、警戒区域指定解除後にはただちに稼働できる状態にあるという。これらの状況をみて今秋までに判断していくが、現在の状況が続けば来年早々の稼働をめどに第2期となる新工場棟建設に踏み切る見込み。
「会社の存続、従業員の雇用確保が大前提。そのためには主力製品の生産継続が第一と考え、新工場建設を4月初旬に決断した」(堀江晴夫社長)。埼玉県や秩父市の協力もあり、早期に認可が得られたという。