帝人、タテ型高機能ポリエス不織布が好調、複合化で提案強化

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 帝人のタテ型高機能ポリエステル不織布「V-lap」が好調だ。新たに電車シートに全面的に採用されたほか、寝具類でも売り上げを伸ばしている。自動車用途や住宅資材関連のほか、用途に合わせて強度や通気性、遮熱性などの機能を付与するためフィルムなどを組み合わせた複合材料としても提案を強化し、海外展開も積極的に進めていく。

 V-lapは繊維の並びをタテ型に配向することで軽量化を実現した高機能ポリエステル不織布。成形性がよく、またウレタンと比較して半分以下の重量で同等の吸音性能を有する。吸音材やシート・クッション材として市場展開を進めている。
 昨年、三菱自動車の「アウトランダー」のフロアマットとして自動車用途で初採用となった。そのほか2?3車種で検討段階に入っている。V-lapとヨコ型不織布を混ぜ、3D成形の技術を持つ成形加工メーカーと連携し、新たに電車シートに全面的に採用された。
 今年度、好調なのが冬季向け寝装具。保温性に優れることから毛布や敷きパッドのほか、かぶることもできる「あったかすっぽりケット」は前年比で2・5倍の販売となっている。カタログ通販やテレビショッピングなどでの宣伝強化も奏功し、あったか寝具シリーズで今年度10億円の売り上げを見込んでいる。
 不織布は生活資材から衛生材料、車両用途、住宅関連材料、工業用まで幅広い分野で使用され、年率4%ほどの成長が見込まれる市場。帝人は川中-川下志向を強めながら、軽量性や吸音性、断熱性などのV-lapの各種性能を生かした市場開拓をさらに強化する。また用途や機能にあわせて、帝人グループの持つ各種フィルムなどを組み合わせた複合材料の開発も積極的に進める。

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このページは、web staffが2013年2月25日 16:13に書いたブログ記事です。

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