日本精工、変速機用円すいころ軸受、現地材で新製品開発

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 日本精工は、新興国向け製品展開を強化する。新たに独自の材料技術を盛り込み、製鋼メーカーと共同で現地材の鋼中酸素量を低減することに成功。また、現地サプライヤーの技術指導により品質および形状精度を確保することで、新興国での調達・生産を可能とする自動車の変速機用円すいころ軸受の量産技術を確立した。同社では、高品質かつ低コストを武器に拡販を推進する計画であり、2015年にグローバルで年間30億円の販売を目指す。

 自動車の変速機に使用される円すいころ軸受は、転動面を高精度に加工することが難しく、これまで主に日本で生産されており、海外では日本から部品や材料を供給していた。近年、中国などアジア市場における自動車生産の拡大にともない、日系メーカーの海外シフトが進行。円すいころ軸受の現地調達化が課題となっている。
 現地製鋼材は異物が多く存在するため、製品寿命に悪影響を及ぼしていた。今回、鋼中酸素量の低減により軸受鋼中の異物含有量を日本製鋼材と同等にし、寿命および強度面で日本製と同等レベルを実現。また、技術指導と品質管理の徹底化により転動面と端部形状の精度を改善し、寿命・摩擦損失・耐焼き付け性で日本製のころと同等の性能を達成した。
 同社では、現地製の保持器についても機能評価を行い、日本製と同等の品質を確認しており、現地調達・現地生産を可能とする新興国向け製品として展開していく。

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このページは、web staffが2012年12月27日 17:27に書いたブログ記事です。

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