アキレス、自動車用塩ビレザーの採用車種拡大へ、中級車向けも視野

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 アキレスは、最高120度Cの高耐熱性を持つ塩ビキャスティングレザー「パートナー」で、さらなる採用車種の拡大を推進する。エンボス加工しても発泡層がつぶれないソフトな風合いや、伸縮性・追従性がよく複雑形状に対応するなどの優れた特徴を生かし、売り込みを強化する。中?高級車をターゲットに、すでに多くの実績を持つシート、ドア回りの表皮向けのほか、インストゥルメントパネル(インパネ)回りもターゲットに事業拡大していく。

 自動車シートなどに採用される本革は、材料コストが高いほか複雑な形状への加工・縫製が難しく、歩留まりが悪い。このため、本革を代替できる風合いと複雑な形状での加工性が高い合成皮革に対するニーズが高まっている。
 アキレスは、塩ビレザー「パートナー」およびポリウレタンレザー「カブロン」の2製品により自動車用合成皮革事業を展開しており、独自の製法による意匠性、易加工性、強靭性などが高く評価されている。
 塩ビレザーは従来、表面にエンボス加工などの意匠を施す際に内部の発泡層がつぶれ、風合いが落ちる問題があった。パートナーは、国内製の塩ビレザーで唯一、エンボス加工しても発泡層がつぶれず、ソフトな風合いを保つキャスティング製法で生産しており、さらに複雑形状部品への追従性も高く加工が容易。
 また、最高120度Cの高耐熱グレードのほか、高耐久グレード、高外観グレードなど各種のスペックを取り揃えており、日産自動車など大手自動車メーカーの高級車用シート表皮やドア回り表皮向けを中心に採用を拡大させている。
 アキレスは、これまで実績を積み上げてきた高級車向けのほか、中級車向けも視野に採用メーカーおよび車種の拡大を狙うほか、高い加工性が要求されるインパネ分野など採用部位の拡大も推進し、自動車用合成皮革事業のさらなる成長を図っていく考え。

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このページは、web staffが2012年4月13日 20:01に書いたブログ記事です。

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