住友軽金属、アルミ板材の剛性を大幅向上、自動車・建材向けに展開

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 住友軽金属工業は、剛性を大幅に向上したアルミニウム合金板を開発した。新製品「SMART SHEET」は特殊な凹凸形状を付与したもので、同等の曲げ剛性で質量を鋼板に対して1/5、平滑なアルミ合金板に対して2/5にまで軽減した。圧縮強度や曲げ強度も向上しているため、強度部材やエネルギー吸収材への適用が可能。また、意匠性を生かした建材などへの採用が見込まれる。今後、同社では積極的な用途開拓により早期事業化を目指す。

 板材表面に形状により剛性を高めた製品では、すでに汎用の高剛性パネルの波板やエンボス板などが実用化されている。しかし、波板は曲げ剛性に異方性がありねじり剛性が低いほか、等方性を有するエンボス板も2?3倍程度の特性向上にとどまっている。新開発のSMART SHEETは、板材表面に卍形状もしくはH形状の凹凸を付与したもので、CAE解析技術を基づく独自形状により等方的に10倍以上の剛性向上を実現した。
 曲げ剛性、ねじり剛性および面剛性の改善により輸送機器の軽量化が可能であり、振動抑制効果も期待できる。
 同社では板厚や材質、形状などユーザー仕様に応じた製品の供給体制を整備している。意匠は金属板と合成樹脂板で登録しており、ライセンス契約などの活用により自動車分野をはじめとする幅広い分野への展開を計画している。

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このページは、web staffが2012年3月30日 19:36に書いたブログ記事です。

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