アルケマ、PA事業で新規ポリマー開発急ぐ、高付加価値化を推進

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 アルケマは、長鎖状ポリアミド(PA)事業で新規ポリマー開発を強化する。実績のあるPA11は高耐熱化、低融点高剛性化、透明化などによるさらなる高付加価値化を進める。また、中国メーカー2社の買収により新たにラインアップに加わったPA10についても研究開発を加速させる。自動車分野、電気・電子分野を強化し、パートナーシップ締結によるマーケットインを急ぐ。

 アルケマは、ヒマシ油由来PAのトップメーカー。とくにヒマシ油由来の11アミノウンデカン酸を重合するPA11は、エンジニアリングプラスチックとして高機能性を有することから、自動車用燃料配管、トラック用エアブレーキチューブの用途として、ほぼすべての自動車、トラックメーカーで採用されている。
 このほどPA事業の強化の一環として、中国のPA10・10メーカーのハイプロ社と、ヒマシ油由来のセバシン酸メーカーのキャスダ・バイオマテリアル社の買収を完了。これでアルケマは、PA10、11、12の全分野にわたる製品群を持つ世界唯一のメーカーとなった。
 アルケマは今後、「ニッチで、汎用のPAが実現できない高付加価値分野に展開していく」方針。とくに自動車分野では、エンジン内でも使える新規ポリフタルアミド(PPA)を開発する。一般的にPAは10を超えるとやわらなくなり、高耐熱性が落ちてしまい高耐熱用途には不向きとされていた。同社はゴムや、ゴムと金属の複合材料が使用されている部分で、新規PPAによる代替を目指す。また、11?アミノウンデカン酸、セバシン酸をモノマーとし新規PAポリマーの開発を急ぐ。高耐熱化、透明化、エラストマー化などを進める。

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このページは、web staffが2012年3月14日 19:52に書いたブログ記事です。

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