カネカ、高耐熱のPET系非ハロゲン難燃強化コンパウンドを開発

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 カネカは30日、ポリエステル(PET)系非ハロゲン難燃強化耐熱コンパウンドで世界初となるUL RTI 150度Cの認証を取得した新規グレード「ハイパーライトJS(グレード名=K401NX)」を開発したと発表した。OA機器、電子部品、家電製品、自動車や電車の内部部品など、難燃性が必要とされ、長期間にわたり高温環境下にさらされる射出成形部材に向け、3月から発売を開始する。2014年度に売上高30億円を目指す。

 地球環境保護の見地から、廃棄される機器に含まれる樹脂部品を焼却処分したときの排出ガスに対する規制などの厳格化が進んでいる。RTI 150度Cを要求される部位にも同製品を使用することで、部材の非ハロゲン化が進み、最終的な廃棄処分が容易になるほか、非ハロゲン系材料への統一により回収が容易になるなど、地球環境保護の一層の促進に寄与することが期待される。
 RTIとは相対温度指数のこと。電気機器に用いられるプラスチック材料において、10万時間以上使用できる上限温度に対応するという信頼性の指標の一つ。従来のハロゲン系難燃技術を用いたPET系耐熱コンパウンド(GF‐PET)では、RTI 150度Cの認証を受けたものがあったが、非ハロゲン難燃剤を使用したグレードでは存在しなかった。

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このページは、web staffが2012年1月31日 18:11に書いたブログ記事です。

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