木ノ本伸線、マグネシウム溶接材料で難燃性ワイヤー開発

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 異形線メーカーの木ノ本伸線(東大阪市)は、難燃性マグネシウム合金製溶接ワイヤーおよび溶接棒を開発した。一般的にマグネシウムはカルシウム(Ca)の添加によって難燃性を向上することが可能だが、一方で加工性が低下するため伸線加工が難しい。開発品は保有する技術ノウハウにより棒およびワイヤー加工を実現したもので、TIG溶接やMIG溶接での使用を可能としている。同社は量産化を計画しており、自動車など輸送機器分野向けなどに展開していく考え。

 今回、溶接ワイヤーおよび溶接棒ともに素材としてAMX602合金(X=Ca)およびAZX912合金(同)の2種類を開発。このうちMIG溶接ワイヤーは長さが150メートルで、真円度や径公差ともにアルミ系溶接ワイヤー並みの精度を確保。また、通常のMIG溶接作業環境での溶接を実現し、表面処理を改善し表面の電気抵抗を低く抑えることで自動溶接への対応を図っている。
 一方のTIG溶接棒では直径2・0?4・0ミリメートル、長さ1000?2000ミリメートルの生産技術を確立した。従来のAZ系マグネ合金ワイヤーは短期間で酸化が進み、黒色や白色の不導体膜が形成される。これに対し、開発品は難燃性合金と独自の表面処理の相乗効果により、長期間にわたる安定した表面状態を実現している。

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このページは、web staffが2012年1月23日 15:31に書いたブログ記事です。

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