フジイコーポ、プレス加工で新技術提案、金型レスで低コスト

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フジイコーポレーション(新潟県燕市)は、プレス加工技術としてハイブリッドプレス生産システムを提案する。このシステムは、対向液圧プレスと1つの金型で複数種類の部品を成形するドロミテ成形法を組み合わせたもの。レーザー加工の併用により、通常のプレス加工に比べて金型数を削減できるのが特徴。すでに農機向けには年産1万個の生産実績を有しており、大型パネルや特注部品をターゲットに自動車や建設機械分野などでの採用を目指す。同社では、金型レスによる低コストプレス技術として普及促進を図る。

 同社は、農業機械などの設計・製造を主にプレス加工や鋼材販売を手掛ける機械・加工メーカー。主力の機械事業では、加工・組み立てから塗装までの一貫生産体制を整備しており、同社製品は国内外から高い評価を得ている。
 ハイブリッドプレス生産システムで採用されている対向液圧プレス(アクア成形法)は、成形工程の短縮化や複雑部品の一体形型が可能なため通常のプレス工法に比べて金型数を削減できるほか、成形によるキズや歪みがなくカバー部品に適しているといった特徴をもつ。一方のドロミテ成形法は、成形加工が1工程の部品で複数種類の部品を1型で成形できる。
 同システムは、この2つのプレス技術に前工程であるブランク加工に2Dレーザー加工を採用するとともに、トリム加工などの後工程を3Dレーザー加工で行うもの。これにより通常のプレス加工に対しプレス工程における金型数の削減が可能なほか、プレス成形工程の前後で使用する金型の省略化を実現している。
 同社では、すでに実績のある農業機械分野に加えて、建設機械向け大型パネル部品や少量から中量生産の自動車向けプレス加工品をはじめ、屋外照明分野などで新規採用を見込んでいる。

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このページは、web staffが2011年7月15日 13:38に書いたブログ記事です。

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