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"生分解"の大切さ
5ミリ以下の大きさのプラスチックが1立方メートル当たり24個。1辺1メートルの透明な立方体に入った水の中に、直径または1辺が最大で5ミリの、ある厚さを持った物体が24個浮遊している様子を想像してみる。その浮遊物体の存在感は、いかばかりだろう。取るに足らない、かなり気になる、その物質の色や物性抜きには考えられない。受け止め方は千差万別なのではないか▼東京湾に浮遊している微細なプラスチックの話である。紫外線や波によって5ミリ以下に砕かれたプラスチック、いわゆる"マイクロプラスチック"について東京農工大の高田秀重教授がこのほど発表した調査結果だ。高田教授は2013年6月、東京湾の岸から十数メートル離れた2カ所を調査し、ボートを数百メートル走らせて海面に浮いている落ち葉やプランクトンなどを網ですくった▼拡大鏡で調べると、約0・3〜5ミリの大きさの緑や白などのプラスチックが約千個見つかったという。高田教授は、魚介類が餌と間違えて飲み込んでいる可能性があり、ただちに健康被害があるわけではないが、プラスチック廃棄物の管理強化が求められると指摘した▼調査研究や検証はこれからも続くと思われる。それにしても、このようなニュースに接するにつれ、"生分解"という物性の大切さを痛感すると言ったら唐突だろうか。