2014年12月の記事を読む
2014年11月の記事を読む
2014年10月の記事を読む
2014年9月の記事を読む
2014年8月の記事を読む
2014年7月の記事を読む
2014年6月の記事を読む
2014年5月の記事を読む
2014年4月の記事を読む
2014年3月の記事を読む
2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む
佐渡裕さんの第九と震災復興
年の瀬の風物詩いろいろあれど、『第九』はその代表格だろう。ベートーベン最後の交響曲、正式には『交響曲第9番ニ短調 作品125』。第4楽章に4人の独唱と混声合唱を導入しているので「合唱付き」とも呼ばれる▼日曜朝の人気番組『題名のない音楽会』の司会でお馴染みの佐渡裕さんが指揮する第九の演奏会を聴きにいった。高価なチケットながら客席は聴衆でびっしり。佐渡人気の高さをあらためて実感する▼第1楽章から第3楽章までは器楽のみの長丁場。退屈に感じる部分もあり、あやうく船を漕ぎかける。そんな不届き者の度肝を抜くように、最終楽章『歓喜の歌』の独唱・合唱が始まる。100人もの男女が力の限りの声を合わせる。大迫力に圧倒される▼第九は欧米のベテラン指揮者でさえ指揮したことのない人がいるという大作。佐渡さんは、近著『棒を振る人生』によると、これまで150回以上も第九を指揮してきた。その中には、3・11から2週間後に開かれたデュッセルドルフでの東日本大震災チャリティーコンサートも含まれる▼「すべての人が兄弟となり、一つになることを歓喜と呼ぼう」。この合唱のもと指揮者、奏者、聴衆も一体となり、被災地に思いを送る。その震災復興はなお道遠い。来年こそは復興が本格化することを望みたい。