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農業とアリと禁断の生肉
忘年会のため人形町のヤキトン屋に向かう道すがら。「今日の人類の課題は農業の開始にその起源がある」。本紙の記者に、そう話したら、ハキリアリというアリは5000万年も前から農業に従事していたと指摘された▼農業による食料の安定確保は、その後の人類の発展に大きく寄与した。食料生産に従事しない階層を生み、高度な政治や宗教、文化や芸術、専門の軍隊などをもたらした。そう話そうとしたのに、人類以外を持ち出されると具合が悪い▼ただ、「アリにも女王アリ、兵隊アリ、働きアリなどの階層がある。しかも、世界中に膨大な数がいる」。論理展開に支障はないはずと気を取り直して続ける。「その特殊なアリは別として、人類だけが行う農業は、同時に人口の爆発的な増大を招くことになり...」と▼「確か、海底で畑を耕す魚もいますよ」とU記者の追い打ち。「魚?スズメダイ?いや、ここで言う農業は、もっと高度な農業であって、例えば畜産なども含めた農業のこと...アリとアリマキ(アブラムシ)の共生の関係は、一種の畜産といえますよ」とU記者のダメ押し▼煙にかすむヤキトン屋の片隅。最初に運ばれてきたのは、農業を監督する某省庁により理不尽にも禁制となったあの生肉。"旨い"。あまりの旨さに思わずのけ反る。農業の話はすっかり忘れていた。