2014年11月の記事を読む
2014年10月の記事を読む
2014年9月の記事を読む
2014年8月の記事を読む
2014年7月の記事を読む
2014年6月の記事を読む
2014年5月の記事を読む
2014年4月の記事を読む
2014年3月の記事を読む
2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む
化粧にまつわるエピソード
見た目より中身が大事。そう思ってはいても、外見で判断しがちなのが人間だ。見られるときは、見栄えの悪いものを見えない所に隠したり、何かで覆いたくなったりする。仕事柄よく目にする企業の事業説明の資料などに、お化粧の苦労を感じ取ることもある▼化粧。英語でメーキャップ、フランス語ではマキヤージュ。「お化粧する」という表現には、輝きを増すようなポジティブな意味合いと、不都合なもの、醜いものを隠すというネガティブなニュアンスが同居している▼心理学者によれば、人間の行動の原動力は、自己実現のために基本的欲求を満たすことにある。欲求にもまた二面性があり、希望に満ちた活力ある欲求もあれば、不都合なものを隠すような後ろ向きの願いがある。化粧の歴史を紐解くと、その願いが並々ならぬものであると分かる▼ヨーロッパの貴族は、不摂生を隠すため、化粧を含めたさまざま装飾を行った。顔に塗る白粉に鉛や水銀が使われ、結果としてより不都合な事態に直面していた。水銀中毒で歯が抜けてしまう人が続出し、口元を隠すため扇子が流行った、などは壮絶とさえいえる▼さて、クリスマスまであとひと月。華やかなイルミネーションで街並みを飾る動きがあわただしい。速足で通り過ぎ、入った赤提灯で赤ら顔に化けた。