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安定成長が見込めるプラ製食品容器
人口減少による消費低迷、有力製造業の海外展開で、わが国の内需型産業は厳しい状況に直面しているが、プラスチック製飲料・食品容器市場は成長が期待できそうだ。富士キメラ総研の調査によると、透明飲料カップやバイオマス由来原料を使用したポリ乳酸(PLA)製食品容器・包装市場は安定した需要増が見込める。高齢化に加えて単身世帯の増加で、電子レンジ対応容器の拡大も期待できるという。消費者の低価格指向、環境対応や高齢化対応が製品開発のキーワードだ。
透明飲料カップは、コンビニエンスストアで提供するアイス用カウンターコーヒー向けなどで、2018年に13年比18・3%増(金額ベース)になると予想した。カウンターコーヒーは、セブン‐イレブンをはじめとする大手コンビニが求めやすい価格と品質で提供したことで人気を集め、集客にしのぎを削っている。参入企業も増えており、今後も拡大が予想される。
石油由来プラスチックと比べると、バイオプラスチックの市場は小さいが、潜在的な需要は大きく、2018年には13年比32・2%増を予想している。
岐阜プラスチック工業グループのリスパックは、植物由来原料を使用した透明食品容器で合計570アイテムを商品化している。高級ミカンや九条ネギなど付加価値の高い食材をターゲットに新製品も市場投入した。20年の東京五輪・パラリンピックに向け、環境配慮型容器の導入が進みそうで、ビジネスチャンスが期待されている。
容器の軽量化は、環境負荷の低減とコストダウンにつながる。ガラスビンや金属缶からPETボトルなどへの転換が進んでいる。調味料もビン、缶、紙パックからPETボトルに切り換わりつつある。
凸版印刷が開発した電子レンジ調理用パッケージ「蒸できパウチボックス」は、食品の入ったパウチと外箱で構成される。蒸気圧によりパウチが膨らむ力を利用して、外箱が自然に開くように設計している。これによって事前に箱を開く手間が省ける。加熱中に箱が開いた部分から熱が逃げ、火傷を負うリスクを減らした。同社は世界に先駆けて急速に進んでいる高齢化に着目した。これまでも単身生活者を対象に簡便調理を可能とするレンジ対応包材はあったが、パウチを箱から取り出しての調理が大半だった。箱の開封が不要で火傷のリスクが少ない点を生かして、高齢者対応で差別化を図っている。
今後も高齢者や単身世帯が増えることは間違いない。在宅介護や介護施設向けも含め、使いやすい飲料・食品容器の開発の可能性はまだまだありそうだ。