2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む
夏の風物詩、スイカと花火
夏をイメージする食べ物。1位がスイカ、2位が冷や麦・そうめん、3位はかき氷-。日本生命が先週まとめた夏休み調査の結果である。スイカの支持率は各年代層で過半を超えて全体では57%。2位以下に水をあける盤石ぶりだ▼ビールは20代の支持率が20%に低迷したのが響き、全体では6位。この年代の2位はかき氷の49%でスイカと2%の僅差。3位はアイスクリームの37%。若年層のアルコール離れ、"スイーツ男子"の増加がここにも反映する▼同じ調査で、夏のレジャー・イベントの1位は49%を集めた花火。女性に限れば56%で20代、30代は60%超の高支持率だった。各年代で男性より10ポイント以上高い。もっとも、花火見物の予定がある人は26%。「行きたいが予定はない」が多数派か▼「鍵屋」「玉屋」の時代もいまも、夜空に千変万化の彩りを放つ打ち上げ花火は誰をも魅了する。この季節の風物詩としての地位は揺るがない。その一方、庭先で楽しむ線香花火には別な趣がある。寺田寅彦は随筆「備忘録」で「線香花火の一本の燃え方には『序破急』があり『起承転結』があり、詩があり音楽がある」と書く肩入れぶり▼その寺田が師事した夏目漱石に「化学とは花火を造る術ならん」の句がある。豊かな色彩を生むのは炎色反応。そしてそれはまさしく化学だ。