ニュースヘッドライン記事詳細

2013年04月05日 前へ 前へ次へ 次へ

全日空が獲得したサービスの五つ星

 ごく一部の人を除いて、飛行機に乗るということは日常的な出来事ではない。帰省や旅行など、いわゆる"ハレの日"の乗り物といえる。海外に赴くとなれば、その思いはさらに強まるだろう▼海外旅行は旅先での出来事もさることながら、飛行機の中の時間も重要な要素に違いない。一口に飛行機に乗ると言っても、空港のチェックインカウンターでの手続き、搭乗ゲートでの接遇、そして機中でのキャビンアテンダント(CA)によるサービスと多くの航空会社員と接する。このサービスの格付けで、全日空が五つ星を獲得した▼英国に拠点を置く航空サービスリサーチ会社スカイトラックスの格付けだ。シンガポール航空など6つの航空会社とともに五つ星サービスを提供する会社に選ばれた。四つ星からの昇格だから、最近のサービスの質的向上が評価されたことになる。ちなみに格付けには一つ星から六つ星まであり、六つ星の会社はない。また7つの五つ星航空会社はすべてアジア系。日本の航空会社が五つ星に選ばれたのはこれが初めてだ▼全日空はこの五つ星の獲得を経営目標の一つに掲げてきた。日系顧客の地盤を固めつつ、非日系顧客の開拓に向け品質水準の向上を目指してきた。国内市場を大事しながら、広く市場を求める化学産業のグローバル展開にも通じるテーマだ。


Copyright(c)2010 The Chemical Daily Co., Ltd.