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混沌の大地インド
「インドってどんな国? 一言で言うと...一言では言えない国だ」。これはジョークではない。長期短期問わず、彼の地を訪れた人がたいがい抱く感想ではないだろうか。"混沌の国"とも表現される▼『文明の生態史観』の中で梅棹忠夫さんは、インドは西洋でも東洋でもなく、"中洋"だと見なした。たしかに日・中・韓を含む東アジアとは全く異質の世界である。本紙のインド特集で現地取材に奔走した記者達も、並々ならぬ苦労をしたらしい▼インドは英国の植民地となる以前、イスラムのムガール帝国が長く支配していた。帝国の公用語はペルシア語。このような歴史的経緯、複雑な宗教的背景、多種多様な言語、膨大な人口などが絡み合えば、混沌としないほうが不思議▼こんな地質学的エピソードもある。9000万年前、アフリカ大陸から離れたインド大陸は、1年に15センチの猛スピードで北上し、約4000万年前にユーラシア大陸に衝突した。この時にひしゃげてできたのが世界の屋根、ヒマラヤ山脈だという▼調べるほどに興味が湧く国だが、それは知ってるようで何も知らなかったことの裏返し。もっともっと知る努力が必要だ。まずは地図を開き、ムンバイとアーメダバードを探そう。この2都市が日本の新幹線技術によって結ばれることが濃厚になってきた。