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2012年11月28日 前へ 前へ次へ 次へ

ライフ・ログと人生の情報量

 ライフ・ログ。直訳すると、人生の記録。ちょっとしたブームである。スマートフォンがその立役者だ。昔は日記帳に写真アルバム。今はそれらがデジタル化され、さらにメールやSNS、そしてムービー。生活を記録するデジタルツールは多様化し、進化を遂げる。これらツールのほとんどがスマホに搭載されている▼身の回りの景色、家族の肖像、行事。これはあたりまえ。すべての食事を写真に撮ったり、メガネに装着したカメラで一日じゅう映像を記録するツワモノも。通信できる環境にいれば、クラウドサービスを利用して、いつでもどこでも記録・再生できる▼一説には、人間が一生のうちに見たり読んだり話したりする生活のすべての情報をデータ化した場合、3テラバイトほどだという。高精細ビデオカメラを回し続けたら、それどころではないと思うが、実際には人の目や意識はそんなに高い解像度や注意力では見ていないらしい▼電車の中で、レストランや公園で、人々は記録したり再生したりライフ・ログに没頭する。かけがえのない"今という瞬間"をないがしろにしていると言う人もいるだろう▼それはさておき、ライフ・ログを支える重要なインフラは、サーバーやデバイスを動かし続ける電気である。やはり、さまざまな"電力問題"の行方が気になる。


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