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掘削・採掘に活躍する化学品
1870年のきょう、日本初の鉄道トンネル「石屋川トンネル」の工事が始まった。兵庫県の西宮?神戸間には、川底が周囲の平地より高い"天井川"が多く、東海道線の敷設工事をする際に、川の下にトンネルを掘って線路を敷く工法が採られた▼のちに線路が高架化されたため現存しない。川の流れを木製の仮水路で変え、川底を掘り下げ、レンガを積み重ねてトンネルを作りながら川を元に戻した▼現在のトンネル工事では、地盤強化のためケイ酸ソーダが使われる。富士化学のホームページによると、ケイ酸ソーダは18世紀に開発され、最初は防火剤として使われていたという。石屋川の時点で物質そのものはあったわけだが、トンネル工事に利用されていたかは確認できなかった▼掘削と言えば最近、シェールガスが話題を集めている。本紙でも先週、「ドリリングケミカル」が1面に連載された。シェールガス採掘の際、掘削泥水やフラクチャリング流体に使われる化学品だ。バライト、フェノール樹脂、ポリグリコール酸などなど。化学品のフロンティアとして期待は高まる▼ただ、地下水への悪影響など環境破壊につながるとして反対運動も起こっている。天産品や生分解性材料への置き換えを進めるのはもちろん、リスクコミュニケーションがより大切になってくる。