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OBサミットが警鐘を鳴らす世界の水不足
2025年までの世界の水需要増加に対応するためには、ナイル川20本かコロラド川100本分ほどの水が必要になる。世界各国の大統領や首相経験者が集まる国際会議「インターアクション・カウンシル(OBサミット)」が、迫りくる水危機に警鐘を鳴らしている▼人口増加、食糧需要の拡大そしてエネルギー開発など、水の需要は確実に増加する。すでにサハラ砂漠南部、西アジア、北アフリカでの水不足は深刻だ。また、良質な飲料水の不足や衛生状態の悪化に起因する病気で、20秒に1人の子どもが亡くなるという事実は重い▼1950年時点でほぼ500だった世界の大規模ダムの数は現在、約4万5000に増加しているらしい。しかし、ダムの建設は限りがある▼地球上の水の97%は海水、残りの陸水は南極などの雪や氷、地下水などが大半で、河川水は0・0001%だ。それだけに、造水、節水、再利用などの総合的な水の管理システムをグローバルに構築する必要があると説く▼すでに70億人の大台に乗った世界の人口は、2050年には90億人の増加する見通しだ。食糧の増産はもちろんだが、新しいエネルギー開発での水需要は飛躍的に高まる。2007年に5220億ドルだった世界の"水関連市場"は、年には1兆ドルへほぼ倍増するという。化学の出番である。