ポリシリコン 米中相互に不当廉売調査
結晶系太陽電池の主要原料であるポリシリコンを巡って米中政府が互いに不当廉売(反ダンピング)調査を実施、高率の反ダンピング関税を課そうとしている。中長期的に高成長の見込める太陽電池だが、景気後退によって足下は供給過剰気味。ポリシリコンは最安値水準とあって採算は厳しくなっている。ただ高品質の半導体グレードを大量供給できるところは日米欧の数社に限られ、揃って大増産を進めている。この結果、数年後には寡占化が鮮明になる見通しだが、この流れを新興の中・韓企業が阻止できるか、動向が注目される。
【写真説明】 太陽電池市場で注目を浴びるポリシリコン