光化学オキシダント 濃度上昇要因 環境省が調査報告
光化学オキシダント濃度上昇の主要な要因は、植物起源VOCと東アジアからの越境ー。環境省の調査検討会がそんな報告案をまとめた。原因物質とされる窒素酸化物(NOx)や揮発性有機化合物(VOC)の排出量はここ数年で大きく減少しているのに、光化学オキシダント濃度に改善が見られず、むしろ漸増傾向にある。このため環境省は専門家による検討会を昨夏に立ち上げ、調査分析を進めていた。その結果、植物起源VOCと大陸越境輸送の影響がより強まっているとの結果を得たもの。同省は分析結果に基づき、大気モニタリング体制の充実・精緻化を進め対策強化を図るが、実効を上げるのは難しくなる。