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2011年12月27日 前へ 前へ次へ 次へ

三菱ケミカル 3事業会社トップ交代

  三菱ケミカルホールディングスは26日、三菱化学の石塚博昭代表取締役専務執行役員が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。小林喜光社長は会長に就任する。三菱樹脂の社長には三菱レイヨンの姥貝卓美代表取締役専務執行役員が就任する。吉田宏社長は取締役を退任し相談役に就任する。三菱レイヨン社長には三菱化学の越智仁取締役常務執行役員が就任。鎌原正直社長は取締役となる。また、三菱ケミカルホールディングスの冨澤龍一会長は取締役となる。
同日会見した小林社長は、「2015年に売上高5兆円、営業利益4000億円の達成に向け、中核事業会社のシナジーを高めなくてはならない。(新社長となる)3人はともに知見、実績が豊富で、三菱ケミカルホールディングスグループが世界で戦える陣容を整えた。新体制は(世界経済の悪化で)厳しい船出となるが、こんな時こそ結束が必要だ」と今回の首脳人事の狙いを語った。また、中核事業会社間の異動をともなう人事となったことについて、「事業会社は独立性を保ちながら、重複している事業は統合する必要がある。まず人的交流から始めて、次に組織融合につなげたい」と説明。自身の今後の仕事は「グループのガバナンスとポートフォリオマネジメント」の2つをあげた。
 石塚氏は「カリスマ社長の後任で大変というのが率直な思いだが、引き受けると決めた以上は全力であたる。構造改革のスピードを上げるとともに、創造・成長事業のエンジンを点火してグローバル展開を加速させたい」と抱負を語った。
 姥貝氏は「三菱樹脂はものづくりの会社であり、いかにタイムリーに材料を供給するかが仕事だと心得ている。事業への熱い思いを全社員と共有し、課題に向かっていきたい」と語った。
 越智氏は「グループ中計の策定と三菱レイヨンの事業統合に携わり、その社長に就任するのは縁を感じる。鎌原社長はMMAを世界トップに育てたので、私は機能商品を大きくすることに力を注ぎたい」と語った。(写真=左から越智、姥貝、小林、石塚の各氏)


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