ローム/阪大 小型半導体素子によるテラヘルツ帯無線通信に成功
ロームと大阪大学の研究グループは21日、共鳴トンネルダイオードによる発振素子と検出素子を用いることにより、1・5×3・0ミリメートルサイズの小型デバイスで、毎秒1・5ギガビットの300ギガヘルツ高速無線通信に成功したと発表した。同技術を利用することで、10分を要していた大容量のデータ伝送を約40秒に短縮、将来数秒にまで引き下げることが可能となる。またテラヘルツ波が持つ金属のみを反射するという特性を生かし、空港のセキュリティーチェックや医薬品の品質検査など、幅広い分野への応用が期待できる。今回の成果により、実用化へ向けての課題だった素子の小型化、消費電力削減に貢献することから、早期実用化へ向けた共同研究を推進していく。