ダウ タイ新設備が相次ぎ稼働
【バンコク=渡邉康広】ダウ・ケミカルがタイで建設を進めてきた新設備が相次ぎ稼働を開始する。サイアムセメントグループ(SCG)との合弁SCG―ダウでは、昨年稼働を開始したナフサクラッカーおよび直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)に続き、今年4月には特殊エラストマーが稼働を開始したほか、プロピレンオキサイド(PO)が9月から稼働を開始する予定だ。ダウは川下誘導品の拡充を目指しており、特殊エラストマーの川下ではこのほど太陽光発電(PV)モジュールに使用される封止フィルムの事業化を決定したほか、POの川下ではプロピレングリコール(PG)の新設備を建設する計画で、いずれも来年12月の稼働を目指している。さらにPO誘導品ではポリオールの大型設備建設も視野に入れており、機能化学品へのシフトを加速していく。