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2011年07月28日 前へ 前へ次へ 次へ

台湾中油 マレーシアの「RAPID」プロに参画視野

 【シンガポール=清川聡】ペトロナスがマレーシア・ジョホール州で進める大型石化コンプレックス計画「RAPID」プロジェクトに、台湾中油(CPC)が参画する可能性が浮上している。CPCはかねてから公害問題などにより、2015年に廃棄もしくは移設の対象となっている台湾・高雄の製油所およびナフサクラッカーをマレーシアおよびインドネシアを候補に移設を検討してきたが、現在はマレーシアを最有力候補としてジョホール州政府と移設に関する交渉を進めている。交渉は順調に進んでいるとみられ、製油所・ナフサクラッカーの移設が実現した場合、ペトロナスがRAPIDプロジェクトで計画するオレフィン合計で年産300万トンの一部を担う公算だ。また、CPCが移設を決めた場合には、台湾から複数の川下メーカーも進出するものとみられ、新たに台湾勢による東南アジアの石化市場への進出が加速する。


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