日本アルコール販売、IT向け溶剤を大幅増産
日本アルコール販売(東京都中央区、雨貝二郎社長)は、IT産業向け溶剤「クリンソルブ」を大幅に増産する。国内IT関連部材メーカーの増産体制に対応し、安定供給体制を構築するもの。3カ月以内に船橋事業所(千葉県船橋市)の既存製造棟をスクラップ&ビルド形式で増強し、能力は従来の30倍となる年4500トンとする。また、クローズドシステムによる防塵対策を強化し、IT関連ユーザーの高度な要求にも万全対応していく構え。同社は現在、約10億円を投資し、船橋事業所の再構築を進めている。先行してグループ企業・信和アルコール産業の食品添加物工場の建設に着手。これに続き、エタノールを主体とした混合溶剤「クリンソルブ」の製造棟の増強にも乗り出した。同商品は、従来品よりパーティクルを減少させたもの。主にIT関連部材の洗浄に用いる。ナトリウムなど金属不純物に対してppb単位でも管理を行っていることから、IT産業向けにニーズが高まっている。