宇部日東化成、反射防止など機能性フィルムを拡充
宇部日東化成は、機能性フィルム製品のラインアップを拡充する。独自のコーティング剤を活用した反射防止フィルムや、ロールtoロールでナノサイズの微細な凹凸構造を付与したナノインプリントフィルムを開発し、顧客への提案を開始した。ともにコスト低減に寄与する機能製品として訴求していく方針で、同社にとっての新規市場開拓につなげる。反射防止フィルムでは、単層処理で0.1%前後の低反射率を実現した。PET(ポリエステル)やCOP(シクロオレフィンポリマー)、TAC(トリアセチルセルロース)など、ほぼすべての樹脂フィルムに対応できる。通常、低反射率を実現するためには複数回コーティングを行うのが一般的だが、開発品では単層で性能を発揮できるため、コスト競争力に優れる。今後、膜強度や耐指紋性の向上にも取り組むとともに、手に触れない用途への展開を模索していく。