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2011年02月24日 前へ 前へ次へ 次へ

小野薬品、新薬依存型の事業体質に転換急ぐ

小野薬品工業の相良暁社長は本紙の取材に応じ、売上高に占める特許切れ先発医薬品(長期収載品)の割合を現状の約7割から2012年度末までに5割に引き下げ、新薬依存型の事業体質に急速に転換する方針を明らかにした。糖尿病新薬などの拡販に加え、抗認知症薬としては国内初の貼付薬を今年夏にも発売。販売開始に備えて、認知症分野の専門情報を扱う専門部隊を設け、営業員の教育も本格化する。新薬製品群を集中的に育成することで成長を加速させ、増収増益基調に反転させていく方針だ。小野薬品では糖尿病薬「グラクティブ」、抗がん剤投与にともなう吐き気の治療薬「イメンド」、骨粗しょう症薬「リカルボン」といった新薬を相次ぎ発売しており、それぞれ中期的に200億‐250億円、100億円以上、100億‐150億円の製品規模に育てる。とくに今年度に105億円の売り上げを見込むグラクティブは「来年度は2倍前後の拡大を期待できる」と急成長させる計画だ。


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