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2011年02月22日 前へ 前へ次へ 次へ

リサイクルエナジー、高効率バイオ燃料製造技術を確立

環境ベンチャーのリサイクルエナジー(広島県福山市)は、廃油や油脂など幅広い原料から効率よくバイオ燃料(バイオディーゼル)を製造する技術を確立した。2011年中に、接触分解方式を採用した製造装置の販売を開始する。エステル交換法で製造するバイオ燃料に比べ流動点が低いため、使用が気候条件に左右されにくく、製造工程でグリセリンが副生しないなどのメリットがある。原料多様化や製造コスト低減をアピールし、装置拡販を目指す。リサイクルエナジーは3月中に、1時間当たり150キログラムの廃油投入が可能な大型試験機を完成させ、最適な触媒の開発やデータ収集を急ぐ。実機の原料投入量は同100‐400キログラムを想定。現在の収率は約70%(理論上の最大収率は80%)で、さらなる向上を図る。得られるバイオ燃料は、他の燃料と混合しなくてもディーゼル燃料として使えるという。年内には装置を完成させ、国内外の食品製造・販売業者や廃油回収業者をターゲットに販売を開始したい考え。


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