TEC、中規模LNGを本格事業化へ
東洋エンジニアリング(TEC)は、中規模LNG(液化天然ガス)分野で本格的な事業化を急ぐ。今月、豪州の開発会社から中規模ガス開発・LNGプロジェクトの基本設計(FEED)を受注したもので、同プロジェクトは2015年のLNG輸出に向け大きく動き出した。近年、大型ガス田開発が一巡するなか、中規模でもコスト競争力のある新技術が実用化され、注目を集めている。同社は独自の技術力を前面に差別化戦略を加速し、世界市場でプレゼンスを高める。環境負荷が少ないLNGの世界需要は今後、新興国などの経済成長を背景に順調に伸びる見通しだ。現在、年400万‐800万トンクラスの大規模LNGプラントは、全世界で約60カ所(建設中含む)ある。一方、中規模ガス田はスケールメリットが小さいことから、ほとんど開発が進んでいない。採掘可能な年0・5‐3兆立方フィートの中規模ガス田は、およそ1300カ所あると推測される。