武田薬品、神奈川に世界最大級の研究所完成
武田薬品工業が神奈川県藤沢市に「湘南研究所」を完成させた。大阪・つくばに構える研究機能を統合し、研究員約1200人が今年10月までに研究活動を始める。また外部研究者を呼び寄せオープンイノベーションも展開する。欧米製薬は研究機能を分散させて効率化を図る傾向だが、同社では湘南研を社内外の知見や技術を結集させる総本山と位置付け、新薬の創製を目指す。同社の長谷川閑史社長は先週19日に開いた竣工式で、「世界に通用する新薬を多く生みだし、全社員、周辺住民、自治体に誇りを持ってもらえるような研究所にしたい」と強調。また大川滋紀取締役は記者団に「研究員、アカデミア、ベンチャーとの精緻なネットワークを推進し、がんやアルツハイマー病などの新薬をつくり出す」と話した。