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2011年02月17日 前へ 前へ次へ 次へ

中国、アクリル酸生産が大幅拡大

【上海支局】中国のアクリル酸生産が再拡大期を迎えている。口火を切るのは大手メーカーの江蘇裕廊(江蘇省)で、年内完成を目指し合計年産32万トンの新設備を建設中。中国のアクリル酸の総生産能力は2010年末時点で110万トン強で、計画通り完成、稼働すれば国内総生産能力が3割ほど拡大することになる。年率20%前後で成長している高吸水性樹脂(SAP)はもとより、塗料や接着剤向け需要も10‐15%伸びている。さらにアクリル酸、エステルとも10年の輸出量が大きく伸びた。こうした環境から中国のメーカーには先行き強気観測が広がっているといわれる。加えて、アクリル酸およびエステルの中国の国内市況は春節明けも一段高となっており、川下を含め利益を見込んだ設備投資が活発化する可能性も出てきた。


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